2011年6月11日土曜日

東京駅屋根に「被災スレート」…宮城産4万枚

JR東日本は、復元工事が行われている東京駅丸の内駅舎のドーム型屋根などに、東日本大震災の大津波で流され、拾い集められていた宮城県産の天然スレート(粘板岩)4万枚を使うことを決めた。

 このスレートは、駅舎が戦後の1947年に再建された際に使われたのと同じ同県登米市産で、今回の復元工事に備え、同県石巻市の建築会社「熊谷産業」の敷地で保管されていた。

 しかし大津波で流されてしまい、従業員らが手作業で約4万5000枚を回収、泥を洗い流した。JR東日本が状態を調べた結果、うち4万枚が使用可能と判断した。全体では45万7000枚が必要で、残りはスペイン産や被災を免れた登米産などを使うという。

 「被災スレート」の使用は市民団体「赤レンガの東京駅を愛する市民の会」(東京都文京区)有志がJR東日本側に要望していた。

2011年6月11日付(読売新聞)

続きは・・・http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866918/news/20110611-OYT1T00519.htm

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